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2023.04.19 17:56

吉野家、トラック運転手で再雇用 定年社員、24年問題対応で実験

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 牛丼チェーン「吉野家」の看板=2022年4月、東京都千代田区

 牛丼チェーンを展開する吉野家は19日、定年を迎えた社員をトラック運転手として再雇用する制度の導入を検討していると明らかにした。残業規制の強化でドライバーの不足が懸念される「2024年問題」に対応する狙いがあり、大阪府で1月から実証実験を進めている。


 実証実験では、60歳の定年後に嘱託職員として再雇用された3人が交代で2トントラックを運転し、物流センターから周辺の店舗に食材などを届けている。現在トラックは1台だけで、吉野家は24年中に台数を増やして導入の課題を検討する。


 親会社の吉野家ホールディングスによると、チェーン店への物品輸送は現在、外部業者に委託しているという。

(c)KYODONEWS

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