2023.04.19 17:28
JR北海道、新型電車を公開 737系、バリアフリーも
JR北海道の新型電車「737系」=19日午前、札幌市
JR北海道は19日、室蘭線の苫小牧―室蘭で5月20日から導入する新型電車「737系」を報道陣に初公開した。これまで同区間を走ってきた普通列車は全てディーゼルエンジンなどの気動車。走行性能が向上してスピードが上がり所要時間が短縮する。車両のバリアフリー化も進めた。同社の通勤形電車で初のワンマン運転となる。
JR北海道の札幌運転所(札幌市手稲区)で公開された。苫小牧―室蘭を走ってきた気動車の8割が737系に置き換わる。同社によると、気動車に比べ電車は加速力があって最高速度が速く、苫小牧―東室蘭の所要時間は平均9分、最大で17分短縮される。