2023.04.19 15:05
全国で正社員不足、66% 観光、運送業で顕著
正社員の人手不足状況
全国の企業の66・6%で正社員が足りず、人手不足の状況であることが19日、東京商工リサーチの調査で分かった。業種別では、インバウンド(訪日客)需要の回復が顕著な観光や、ドライバー不足が常態化している運送業界が高かった。人員の確保に難航すればサービス継続に影響しかねず、日本経済の成長の足かせになる可能性がある。
調査では、正社員が「非常に不足している」が11・5%、「やや不足している」が55・1%あり、合わせて66・6%が人手不足を訴えた。「充足している」は28・7%にとどまり、「やや過剰である」は4・6%、「非常に過剰である」は0・2%だった。