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2023.04.19 12:34

60メートル離れたコンテナに穴 爆発物直撃か、首相襲撃事件

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 岸田首相の演説会場に筒状のものが投げ込まれて爆発した雑賀崎漁港=和歌山市

 岸田文雄首相の応援演説会場に爆発物が投げ込まれた事件で、爆発現場から約60メートル離れたコンテナに大きさ数センチの穴が開いていたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。和歌山県警は爆発物が当たってできた可能性もあるとみて捜査している。


 県警は破片が遠くまで飛散したとみて範囲を広げて捜索。ダイバーが海に潜るなどして調べていた。穴はコンテナの高さ約2メートルの位置にあった。


 捜査関係者によると、爆発物とみられる筒状のものは2本見つかった。爆発した1本の筒の一部は、聴衆を通り越して飛んだとみられ、約40メートル離れた倉庫近くにあるいけすの網の上で見つかった。倉庫の壁には直径5センチほどのへこみがあった。


 現場に残った1本には、筒から延びた導火線のようなひも付近にナットとみられる部品が複数取り付けられていた。爆発の衝撃でナットが飛散する仕組みだったとみられる。県警は暴発を防ぐ処理を施し、構造の解析を進めている。

(c)KYODONEWS

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