2023.04.18 15:05
23区マンション、9899万円 首都圏、2年連続で価格最高
タワーマンションが林立する川崎市中原区の武蔵小杉エリア=1月
不動産経済研究所が18日発表した2022年度の首都圏(1都3県)の新築マンション1戸当たりの平均価格は前年度比8・6%上昇の6907万円となった。2年連続で過去最高額を更新した。資材価格や工事費の高騰を販売価格に転嫁する動きが続いた。超高額物件が年度末に相次いで売り出されたことも平均を押し上げた。
地域別での平均価格は東京23区が17・2%上昇の9899万円、23区以外の東京が1・6%上昇の5218万円。神奈川が4・7%上昇の5456万円、埼玉が4・2%上昇の5135万円、千葉は3・3%上昇の4529万円だった。