2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.04.18 13:05

陸自ヘリ事故、死者計4人に 引き上げの2人確認、宮古島沖

SHARE

 潜水艦救難艦「ちはや」で引き上げられた人を乗せ、空自宮古島分屯基地に着陸する自衛隊ヘリ=18日午前10時30分、沖縄県宮古島市

 沖縄県宮古島付近の10人乗り陸上自衛隊UH60JAヘリコプター事故で、陸自は18日、海底から17日に引き上げた2人の死亡を新たに確認したと発表。事故の死者は16日に確認された2人と合わせ、計4人となった。海底には1人が残されており、深い海での作業を可能にする特殊技術「飽和潜水」による捜索活動を続行するため、準備作業を進めた。


 自衛隊などによると、飽和潜水による捜索の結果、宮古島の西隣にある伊良部島の北約6キロ、水深約106メートルの海底で16日に機体の胴体部分と5人を発見。同日夜、うち2人の死亡を確認した。17日には、海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」にもう2人を引き上げた。


 浜田靖一防衛相は18日の記者会見で、16日の2人死亡の確認に関し「残念でならない」と述べ、「いまだ行方不明の5人の捜索に全力を尽くす」と強調した。


 搭乗していた10人は、陸自第8師団の坂本雄一師団長(55)ら師団司令部幹部5人、ヘリを運航した師団傘下の第8飛行隊のパイロットと整備士2人ずつ、宮古警備隊の幹部1人。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N主要 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月