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2023.04.17 17:50

世界のベンチャー企業と連携を 脱自前主義、米投資会社CEO

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 インタビューに答える米投資会社ペガサス・テック・ベンチャーズのアニス・ウッザマンCEO

 米シリコンバレーの投資会社ペガサス・テック・ベンチャーズのアニス・ウッザマンCEOは17日までに共同通信の取材に応じ、日本企業のイノベーション(技術革新)について「自前主義は今の時代には合っていない。変化のスピードが速い今、世界のベンチャー企業と連携すべきだ」との考えを示した。


 ペガサスは、企業と共同で集めた資金でファンドを運営し、ベンチャーなどの投資先を探し出す情報網を強みとする。


 日本企業は事業を自社の人材で行おうとする「自前主義」の傾向が強く、世界中へ製品を展開しているにもかかわらず「世界と連携する目線を持たない会社が多い。改善すべきだ」と指摘する。


 トヨタ自動車グループの部品大手アイシンは18年にファンドを設立し、AI開発を手がけるカナダの企業など約20社に出資。工場にAIを導入したことで不良品の出荷を削減でき、歩留まりの改善につながった。ベンチャー側も大企業に認められ社会的な信用性を高めることで飛躍の機会となる。「ベンチャーと一緒に業務を効率化することができた」と振り返る。

(c)KYODONEWS

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