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2023.04.17 08:54

3人引き上げへ潜水続行 陸自ヘリ、2遺体の身元特定急ぐ

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 陸自ヘリ事故の現場海域に展開する海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」。「飽和潜水」による捜索で5人と機体の一部を発見した=16日午後1時49分、沖縄県・池間島から撮影

 沖縄県宮古島付近の陸上自衛隊UH60JAヘリコプター事故で、自衛隊は17日、深い海での作業を可能にする特殊技術「飽和潜水」を活用した捜索活動を続行した。同日午前、ダイバーが乗った装置を海中に投入した。海底で見つかった3人が残されたままとなっており、引き上げを目指す。周辺海域で行方不明者の捜索を続けた。16日に死亡確認された2人の身元特定も急いだ。


 ヘリには陸自第8師団の坂本雄一師団長(55)ら10人が搭乗していた。飽和潜水で入ったダイバーが16日午前、水深約106メートルの海底で機体の胴体部分と5人を発見。このうち2人を引き上げ、同日夜、陸自の医官が死亡確認した。

(c)KYODONEWS

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