2023.04.16 18:54
復活祭、兵士に「生きて帰って」 戦時下の市民につかの間笑顔も
キリスト教東方正教会の復活祭を迎え、首都キーウの聖ミハイル黄金ドーム修道院で祈る人たち=16日(共同)
【キーウ共同】ウクライナで16日、キリスト教東方正教会の復活祭(イースター)を迎えた。ロシアによる侵攻が1年以上続く中、家族や友人とお祝いの日を迎えた市民にはつかの間の笑顔も。「生きて帰ってほしい」。前線の兵士らには手作りの伝統食やメッセージが届けられた。
復活祭はキリスト教徒が多いウクライナでクリスマスに並ぶ特別な日。各地の教会には「ピサンカ」と呼ばれる色とりどりのウクライナのイースター・エッグや、伝統のパン「パスカ」を入れたかごを手にした家族連れが訪れ、聖職者は食べ物に聖水をかけた。