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2023.04.17 08:35

【動画】新緑の四万十川...こいのぼり500匹舞う伝統の「川渡し」高知県四万十町十和 5/13まで

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四万十川上空に渡されたこいのぼり(四万十町小野の展望台付近から撮影)

四万十川上空に渡されたこいのぼり(四万十町小野の展望台付近から撮影)

 四万十川の春を彩る「こいのぼりの川渡し」が四万十町十和地域で始まり、2列に連なる約500匹が新緑に包まれた川の上空を舞っている。5月13日まで。

 高知県内外に広がった川渡しの先駆けで49回目。1974年のスタート時に26匹だったこいのぼりは年々増え、95年からは約500匹の群れとなった。

 15日は、主催する十川体育会のメンバーや、地元ソフトボールチームの児童ら50人余りで設営作業。川の両岸に2列のワイヤを張り、無線機で「よーし、止めて」などと連絡を取りながら、こいのぼりを渡していった。

ワイヤにこいのぼりを取り付ける十川体育会のメンバーら

ワイヤにこいのぼりを取り付ける十川体育会のメンバーら

 色鮮やかなこいのぼりが川を覆うと、家族連れらが「きれいやね」と足を止め、スマートフォンをかざして写真撮影。同会会長の宮田光さん(48)は「これからも伝統を引き継ぎたい。たくさんの人に十和地域を訪ねてほしい」と話していた。

 同会や町などは5月3日午前10時~午後3時、会場のこいのぼり公園(十川)でイベント「よってこい四万十」を4年ぶりに開催する。地場産品販売や新聞バッグ作り、アメゴの釣り堀、移動動物園など多彩なメニューを用意する。問い合わせは町十和地域振興局(0880・28・5111)へ。(小林司)

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