2023.04.15 17:43
空港の赤字幅、900億円縮小 21年度、国管理など
国などが管理する18空港を合わせた2021年度の営業損益は554億円の赤字だったことが15日、国交省の試算で分かった。赤字は2年連続だがマイナス幅は900億円縮小した。コロナの影響で落ち込んでいたが、東京五輪パラ期間中の国際線受け入れなどで持ち直した。22年10月からは訪日客受け入れが本格再開、22年度はさらなる回復が見込めそうだ。
営業損益は空港本体事業と、ターミナルビルの物販や駐車場など関連事業を合算した。21年度は本体事業が254億円、関連事業が300億円のそれぞれ赤字。両事業の合計を空港別に見ると、羽田が約780億円上向くなど14空港で赤字幅が縮まった。