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2023.04.15 13:08

白煙立ち込め、飛び交う悲鳴 安倍元首相銃撃事件を想起も

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 岸田首相が衆院和歌山1区補欠選挙の応援演説に訪れた和歌山市の雑賀崎漁港で、発煙筒のようなものが投げ込まれ逃げ惑う住民=15日午前11時28分(画像の一部を加工しています)

 和歌山市の雑賀崎漁港を訪れた岸田文雄首相の近くに15日、筒状のものが投げ込まれて爆発した現場。白い煙が立ち込める中、「きゃー」という悲鳴が飛び交い、数百人もの聴衆が逃げようとして一斉に動き出し、一時騒然となった。


 首相は演説に先立ち漁港でエビを試食後、衆院和歌山1区補選の自民党候補と漁港を見渡しながら会話していたさなかだった。投げ込まれた筒状のものが地面に転がると、火薬の臭いが一面に立ちこめた。


 首相はSPらに警護されながら、急いで数十メートル先の車の陰まで退避。その後「ドン」と1回爆発音が鳴った。


 50代女性は「安倍晋三元首相の事件がまた起きたと思った」と話した。

(c)KYODONEWS

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