2023.04.15 05:58
NY株反落、143ドル安 FRBの利上げ長期化懸念
ニューヨーク証券取引所のトレーダーら=14日(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比143・22ドル安の3万3886・47ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの長期化を警戒した売り注文が優勢となった。
朝方発表された3月の米鉱工業生産指数の前月比上昇率が市場予想を上回り、利上げ長期化懸念が強まった。金融引き締めに積極的なタカ派のウォラーFRB理事が、一段の利上げが必要との認識を示したことも売りを誘った。前日に380ドル超上昇していたため、利益確定売りが出たのも相場を押し下げた。