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2023.04.14 17:47

小売り3社、売上高が過去最高 人出回復、百貨店は2社黒字

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 小売り大手の23年2月期決算

 小売り大手7社の2023年2月期決算が出そろった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ人出が回復し、セブン&アイ・ホールディングス、イオン、ローソンの売上高が過去最高となった。百貨店は訪日客の増加や高額品需要の拡大が追い風となり、そごう・西武を除く2社が黒字だった。


 セブン&アイは、北米を中心とした海外コンビニ事業が業績を押し上げ、売上高に当たる営業収益は前期比35・0%増の11兆8113億円と国内小売業で初めて10兆円を超えた。イオンはプライベートブランドの食品などが好調で、営業収益が4・6%増の9兆1168億円だった。


 ローソンは店内で調理した弁当や冷凍食品が好調で、売上高に当たる営業総収入は9886億円と1兆円に迫った。3社とも純利益が前期実績を上回った。


 ファミリーマートも営業収益は2・2%増の4614億円を確保したが、前期に台湾法人の株式売却益を計上した反動で純利益が61・9%減の343億円となった。

(c)KYODONEWS

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