2023.04.14 14:56
雪の死者、10道府県で60人 11~3月、消防庁まとめ
2022年12月、大雪となった新潟県長岡市内
総務省消防庁は14日、2022年11月~23年3月に、除雪作業中の事故など雪の影響で死亡したのは、10道府県の計60人だったと発表した。けが人は27道府県の900人。死者97人、けが人1594人だった前年同期から被害が減った。
死者数の原因別は、屋根の雪下ろしなど除雪中の事故が49人で、全体の8割超を占めた。落雪に埋もれたのが6人、雪崩が1人。年齢は約8割の47人が65歳以上の高齢者だった。
都道府県別は北海道が最も多い20人で、新潟15人、青森10人と続いた。秋田、山形、石川、京都、岡山、広島、愛媛では1~5人が亡くなった。