2023.04.14 09:10
外国人材の新制度、21日開始 年収2千万円で高度専門職
出入国在留管理庁は14日、知識や技術に優れた海外人材の獲得を促進する新制度を21日に始めると明らかにした。現在の「高度専門職」の在留資格の取得要件は複雑だが、「特別高度人材制度」を新設し、年収2千万円以上で修士号を持っているなど、よりシンプルな要件で同資格を認め、優遇措置も設ける。
現行制度は学歴や職歴、年収などの項目をポイント化。一定値を超えれば在留期間5年の高度専門職1号の資格を付与し、3年経過で在留期限がない2号に移行できる。
新制度の導入は、2月の関係閣僚会議で決定した。