2023.04.14 06:33
ウクライナGDP29%減 22年、侵攻影響
車が行き交うキーウ市内の中心部=2月
【キーウ共同】ウクライナ統計局は12日、2022年の国内総生産(GDP)が前年と比べ29・1%減少したと発表した。ロイター通信が13日伝えた。同年2月に始まったロシアによる侵攻で、経済活動が大きな影響を受けた。ウクライナ東部や南部ではロシアの一方的な併合が続いている。
侵攻により死者が多数出ている他、国外に避難した人も多い。
ロイターによると、重工業や電力、農業分野が打撃を受けた。黒海からの穀物などの輸出も滞った。ウクライナ政府は、今年のGDPが1%増加する可能性があるとしている。