2023.04.13 11:51
東証、午前終値は2万8108円 一進一退の展開、米景気懸念
13日午前の東京株式市場の日経平均株価は、前日終値を挟んで一進一退の展開となった。朝方は米国の景気後退を懸念する売り注文が先行したが、堅調な業績を発表した銘柄を個別に買う動きが出て、値上がりに転じる場面があった。
午前終値は前日終値比25円97銭高の2万8108円67銭。東証株価指数(TOPIX)は0・87ポイント安の2006・05。
前日の米国で、FRBが3月のFOMC議事録を公表。年内に緩やかな景気後退が始まるとの予測が示され、株価が下落した。
13日の東京市場もこの流れを受け、為替相場の円高ドル安が重なって取引開始直後は下落した。ただ次第に下げ幅を縮め、一時プラスとなった。