2023.04.12 18:44
円安進行、一時134円台 1カ月ぶり安値、金利差拡大意識
12日の東京外国為替市場で、円相場はドルに対して下落し、一時1ドル=134円台を付けた。3月15日以来、約1カ月ぶりの安値水準となる。日銀が大規模な金融緩和策を続けるとの見方などから日米の金利差拡大が意識され、円売りドル買いが広がった。
午後5時現在は前日比70銭円安ドル高の1ドル=133円83~86銭。ユーロは1円18銭円安ユーロ高の1ユーロ=146円24~28銭。
12日に発表される3月の米消費者物価指数で、高い物価上昇となることへの警戒感を背景に円を売ってドルを買う動きが進んだ。国内輸入企業によるドル買いも入った。