2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.04.12 10:28

福岡、広島などで黄砂観測 気象庁、広範囲で注意呼びかけ

SHARE

 黄砂でかすむ福岡市街=12日午前

 気象庁は12日午前、福岡市や広島市などで黄砂を観測した。水平方向で見通しが利く距離「視程」は福岡が8キロ、広島が10キロ以上という。北日本から西日本の広い範囲で12日から13日にかけて黄砂の飛来を予想しており、視程は10キロ未満になる見通し。5キロ未満となれば、交通への障害が発生する恐れがあるとして注意を呼びかけている。


 気象庁によると、屋外では洗濯物や車に黄砂が付着するなどの影響も予想される。日本海側だけでなく、太平洋側にも飛来する可能性がある。


 黄砂は、東アジアの砂漠域などから強風により吹き上げられた多量の砂やちりが、上空の風によって運ばれてくる。日本では春に観測されることが多く、空が黄褐色に煙ることもある。


 気象庁によると、中国の砂漠域の上空で9日ごろから低気圧が発達して砂を巻き上げたとみられ、12日にかけて東寄りに進んだ。


 12日午前、他に黄砂を観測した地点と視程は鳥取市10キロ、松江市5キロ、山口県下関市と佐賀市、長崎市でそれぞれ9キロ。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N主要 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月