2023.04.11 15:30
東証続伸、終値2万7923円 金融緩和継続で円安進行
東京証券取引所
11日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。終値は前日比289円71銭高の2万7923円37銭。植田和男日銀新総裁が前日の就任会見で大規模な金融緩和を当面継続するとの意向を示し、外国為替市場で円安ドル高が進んだ。業績が押し上げられるとの期待から輸出関連銘柄を中心に買いが優勢だった。
東証株価指数(TOPIX)は15・32ポイント高の1991・85。出来高は約10億4600万株。
米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株に追加投資を検討するとの一部報道が取引時間中に伝わると、商社株に買いが集まり、平均株価の前日終値からの上げ幅は一時400円を超えた。