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2023.04.11 14:59

天皇陛下が種もみまき 皇居、稲作伝承の行事

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 皇居内の生物学研究所脇にある苗代に、うるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチの種もみをまかれる天皇陛下=11日午前(宮内庁提供)

 天皇陛下は11日、皇居内の生物学研究所脇にある苗代に、うるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチの種もみをまかれた。農作業の伝承を目的とした恒例行事で、5月中旬ごろに田植えをし、秋には稲刈りをする。


 陛下はグレーのジャンパーに紺のズボン姿で苗代の前にしゃがみ、侍従から手渡された小さな籠から種もみをつまんで、均等になるよう丁寧にまいていた。


 皇居での稲作は、農業奨励のために昭和天皇が始めた。上皇さまの時から種もみもまくようになった。秋に収穫したコメは、皇室の神事にも使われる。

(c)KYODONEWS

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