2023.04.11 11:52
東証、午前終値は2万8013円 一時400円超高、円安進行
11日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸し、上げ幅が一時400円を超えた。植田和男日銀新総裁が前日夜の就任会見で大規模な金融緩和策を当面継続する意向を示し、外国為替市場で円安ドル高が進んだことを好感した買いが膨らんだ。
午前終値は前日終値比380円20銭高の2万8013円86銭。東証株価指数(TOPIX)は18・67ポイント高の1995・20。
円安進行で業績が押し上げられるとの期待から、輸出関連を中心に幅広い業種の銘柄が買われた。著名な米国人投資家が日本株に追加投資を検討するとの一部報道が伝わると、商社株に買いが集まり上げ幅を広げた。