2023.04.11 09:54
東証、一時300円超高 金融緩和継続で円安進行
東京証券取引所
11日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、上げ幅が一時300円を超えた。植田和男日銀新総裁が前日夜の就任会見で大規模な金融緩和策を当面継続する意向を示し、外国為替市場で円安ドル高が進んだことを好感した買いが膨らんだ。
午前9時15分現在は前日終値比295円36銭高の2万7929円02銭。東証株価指数(TOPIX)は14・69ポイント高の1991・22。
円安進行で業績が押し上げられるとの期待から、輸出関連銘柄を中心に幅広い業種の銘柄が買われた。一方、銀行株の一角は利ざやの改善が見込めないとして下落が目立った。