2023.04.10 22:33
中国企業が対話AI発表 チャットGPTに対抗
10日、商湯集団(センスタイム)が開発した対話型AIソフト「センスチャット」の発表記者会見(共同)
【北京共同】顔認証技術で知られる中国の人工知能(AI)大手の商湯集団(センスタイム)は10日、米新興企業オープンAIの「チャットGPT」に対抗する対話型ソフト「センスチャット」を発表した。
記者会見では、猫が魚を捕まえるストーリーを創作する様子や、中国の特許関連の法律について質疑応答を実演した。徐立最高経営責任者(CEO)は「基本的な計算能力が非常に高い」と強調した。
中国でも対話型AIソフトの開発競争が激しくなっており、検索大手の百度(バイドゥ)は3月に「文心一言(英語名アーニーボット)」の開発を発表した。