2024年 05月10日(金)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.04.07 17:30

米最高裁判事に接待疑惑 豪華旅行、20年以上

SHARE

 米連邦最高裁のクラレンス・トーマス判事=2022年10月、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】非営利の米報道機関「プロパブリカ」は6日、連邦最高裁の保守派クラレンス・トーマス判事が、共和党の大口献金者で不動産王のハーラン・クロウ氏から20年以上にわたり豪華な旅行などの接待を受けていた疑惑があると報じた。トーマス氏の財務報告では開示されておらず、関係者の証言などを基に伝えた。


 プロパブリカによると、トーマス氏は2019年、妻ジニさんと一緒にクロウ氏の大型プライベートジェット機でインドネシアに向かい、豪華ヨットで9日間かけて島巡りをした。総費用は50万ドル(約6600万円)を超えていた可能性がある。


 このほか、ニュージーランドや、米カリフォルニア、テキサス、ジョージア各州にも旅行。毎年夏には、世界中から億万長者が集まるクロウ氏の米国内のリゾートで休暇を過ごしているという。


 クロウ氏は声明で、接待したことは認めたものの、トーマス氏夫妻とは1996年以来の友人関係が続いており、係争中の裁判について尋ねたことはないと強調。夫妻側が接待を求めてきたこともないとした。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N国際

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月