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2023.04.07 16:36

宮古島付近、不明陸自ヘリ墜落か 3月点検「機体問題なし」

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 陸上自衛隊のUH60JAヘリコプター(陸上自衛隊HPから)

 沖縄県の宮古島付近で10人乗りの陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、ヘリは3月下旬以降、50時間飛行した機体が対象の「特別点検」や、安全性を確認する飛行をした結果、機体に問題ないと判断されていたことが7日、陸自への取材で分かった。


 搭載されていた救命用ボートは折り畳まれた状態で洋上から見つかっており、広げる時間がないほど急なトラブルに遭い、墜落した可能性がある。陸自が事故原因を調べている。


 防衛省関係者への取材で、ヘリには熊本県に司令部がある第8師団の坂本雄一師団長(55)の他に師団幹部らが搭乗していたことも判明した。防衛省は、10人の内訳を第8師団司令部5人、師団傘下の第8飛行隊4人、宮古島に拠点を置く宮古警備隊1人と明らかにした。陸自機の事故では、1968年2月に愛媛県内で8人が死亡したヘリ墜落が過去最大という。


 自衛隊の艦艇や航空機、海上保安庁の巡視船が捜索を続行。浜田靖一防衛相は7日午後、「捜索・救助に全力を尽くす」と記者団に述べた。

(c)KYODONEWS

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