2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.04.06 21:42

中仏首脳、早期の和平協議訴え 習氏、ウクライナと対話も

SHARE

 写真に納まる(左から)フランスのマクロン大統領、中国の習近平国家主席、EUのフォンデアライエン欧州委員長=6日、北京(ロイター=共同)

 【北京共同】フランスのマクロン大統領と中国の習近平国家主席は6日、北京で会談した。共同記者発表で、ロシアが侵攻したウクライナの和平実現に向けて当事者らの協議を早期に再開するよう共に呼びかけた。中仏首脳と3者会談を行った欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は習氏がウクライナのゼレンスキー大統領と対話する用意があると述べたと明らかにした。


 マクロン氏は会談冒頭、中ロの密接な関係を踏まえ「あなたはロシアを正気に戻し、皆を交渉のテーブルに着かせることができる」と訴えた。習氏は「中仏は自主独立の伝統を備えた大国だ」と述べ、立場の違いを超えて協調する「能力と責任がある」と一致点を強調。中国側は米中対立が激化する中でフランスと関係深化を図り、米欧結束にくさびを打ちたい思惑がある。


 習氏は記者発表でロシアは名指しせず、国際社会に「理性と自制を保ち、危機を一層悪化させる行動を避けるよう呼びかける」と述べた。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N国際

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月