2023.04.06 20:52
投資拡大へ多年度支援要望 経済団体、官民会合で
政府は6日、国内投資の拡大策を議論する官民連携の会合を首相官邸で開いた。岸田文雄首相のほか、経団連や各地の経済団体のトップらが出席。各団体が半導体や蓄電池、再生可能エネルギーなどの分野で投資促進に向けた取り組み状況を報告するとともに、政府に複数年度にわたる財政支援や税制措置の拡充を求めた。
首相は会合で「新しい資本主義を実現する観点から関係省庁で積極的な投資を検討し、(経済財政運営の指針となる)骨太方針や成長戦略に反映することで、投資を拡大する取り組みを実行していきたい」と述べた。
会合には、西村康稔経済産業相や日本商工会議所の小林健会頭らも参加した。