2023.04.06 16:25
トヨタ23万台リコール 始動モーター不具合、火災2件
トヨタ「シエンタ」
トヨタ自動車は6日、エンジンを始動するモーターに不具合があるとして「シエンタ」や「ポルテ」「スペイド」など5車種計23万4787台(2015年2月~17年8月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。13件の不具合申告があり、うち2件で火災が起きた。国交省によると、モーターのボルトが緩み部品の位置がずれることがある。モーターの出力が低下してエンジンが始動しにくくなる。
トヨタは新型「シエンタ」と「クラウン」計5万6405台(22年6月~23年1月生産)のリコールも届けた。ヘッドライト自動制御装置のプログラムに問題があり、状況によって上向きライトが点灯しなくなる恐れがある。