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2023.04.06 12:19

EV高機能プラを世界展開 東洋紡と三菱商事の新会社

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 記者会見後、ポーズをとる東洋紡エムシーの森重地加男社長(左から2人目)ら=6日午前、大阪市

 東洋紡と三菱商事が共同出資して設立した新会社「東洋紡エムシー」は6日、大阪市内で経営方針説明会を開いた。経営資源を融合し、電気自動車(EV)の軽量化に資する高機能プラスチックといった環境機能素材の世界展開を加速させる方針を示した。


 新会社は東洋紡が51%、三菱商事が49%出資し、4月に事業を開始した。東洋紡が手がけてきた高機能プラスチックやリチウムイオン電池用の接着剤、海水の淡水化処理膜といった分野を切り出し、三菱商事のネットワークを生かして販売強化を図る。


 東洋紡の同分野は2022年度には約1千億円の売り上げだったが、新会社では30年度に2500億円に成長させるとした。

(c)KYODONEWS

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