2023.04.06 07:02
NY株反発、80ドル高 医薬品やヘルスケアに買い
【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比80・34ドル高の3万3482・72ドルで取引を終えた。景気後退懸念が強まる中、景気に左右されにくいとされるヘルスケアや医薬品などの銘柄が買われたのが相場を押し上げた。
前日にベビーパウダーの発がん性を巡る集団訴訟の和解案を発表したジョンソン・エンド・ジョンソンも大きく上昇した。一方、朝方発表された経済指標が市場予想を下回ったのを嫌気した売りも出て、上値は重かった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続落し、129・47ポイント安の1万1996・86。