2023.03.28 18:28
大気汚染濃度、日本は97位 基準超も、清浄さアジア2位
スイスの空気清浄器メーカー「IQエアー」がこのほど発表した2022年の世界の大気状況報告書によると、日本は汚染濃度の高さが97位だった。世界保健機関(WHO)の安全基準値は超えたが、大気の清浄さを示す濃度の低さでは、アジアでカンボジアに次ぐ2位、世界35位となる。
報告書では131の国・地域を対象に、大気汚染の主な原因となる微小粒子状物質「PM2・5」の濃度を調査。日本は1立方メートル当たりの年間平均濃度が9・1マイクログラムに上った。WHOの基準値(5マイクログラム)以下は、13の国・地域にとどまった。
濃度が最も高い首位はチャドの89・7マイクログラム。