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2023.03.25 15:50

新球場で定住人口増に期待 日本ハム誘致の北広島市長

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 エスコンフィールド北海道を背景に写真に納まる、北海道北広島市の上野正三市長

 30日に開業するプロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」を誘致した北海道北広島市の上野正三市長は狙いについて、市の人口減少が続く中「長期的に行財政を運営できるか不安があり、定住人口の増加につなげること」だったと明らかにした。新球場がもたらす経済効果を見据え、日ハム側から徴収する一部の税の免除を打ち出したとも語った。


 上野市長は共同通信とのインタビューで、長年手付かずだった「きたひろしま総合運動公園」予定地の整備を検討していた際、新球場の建設構想が分かり、2016年に誘致を表明したと説明。人口は07年の約6万1千人がピークで、その後減少に歯止めがかからず、決断を後押ししたという。


 北広島市は誘致に際し、札幌市、北海道の空の玄関口・新千歳空港のいずれからもアクセスが良いことをアピールしたほか、新球場の固定資産税と都市計画税を10年間免除する方針を示した。


 上野市長は「ボールパークができることで企業が集まり、交流人口や関係人口が増え、それが定住人口増加につながる」と期待を寄せた。

(c)KYODONEWS

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