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2023.03.23 08:35

ねこ先生と相棒「ふたり展」高知こどもの図書館3/27まで 温かさとユーモア存分に 

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なかむらなおしさんのイラスト

なかむらなおしさんのイラスト

 高知市のアート作家、なかむらなおしさんとイラストレーター、ヤマガタハロカさんによる「ふたり展 『よりみち』」が高知市丸ノ内1丁目の高知こどもの図書館で開かれている。温かさとユーモアたっぷりの作品約220点が並ぶ。27日まで。金―月曜日開館。

 2人はそれぞれ1975年にさいたま市、76年に高知市で生まれた。ともに東京のセツ・モードセミナーで学び、高知で創作活動を続けている。なかむらさんは、ねこ先生として日曜日付本紙に漫画「人間広場ときどき猫。」を連載中。ヤマガタさんは漫画に「相棒」で登場している。

 なかむらさんは漫画のキャラクターや猫をアクリル絵の具で板や紙皿に描いた作品のほか、昨年夏ごろから手がけている劇画タッチの猫や相棒のイラストを調味料の小瓶に入れた「びん人形」などを展示。おじさんの動きを切り絵で表現した「あ・い・う・え・おじさん絵巻物」は手先の器用さとアイデアが光る。

ヤマガタハロカさんのイラスト

ヤマガタハロカさんのイラスト

 ヤマガタさんは、自身が心引かれた動物や身の回りのものを優しく描いている。「人間広場―」に登場する愛猫たちを描いた作品は愛情があふれる。

 ふたり展は13年ぶり2度目。天井からは、2人で作ったミニ気球やパラグライダーがぶら下がり、ほのぼの感やシュールさ、多彩な世界が楽しめる展示となっている。(竹村朋子)

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