高知県地価の下落率０．６％　２年連続で縮小　上昇１９地点、前年から倍増【２０２３年県内地価公示価格の一覧掲載】

2023.03.23 08:31

高知県地価の下落率０．６％　２年連続で縮小　上昇１９地点、前年から倍増【２０２３年県内地価公示価格の一覧掲載】

高知新聞社

　国土交通省が２２日発表した２０２３年の公示地価（１月１日時点）で、高知県は住宅地、商業地など全用途平均で前年比マイナス０・６％となった。下落は２８年連続だが、新型コロナウイルス禍の緩和と社会経済活動の回復が進み、下落率は２年連続で縮小した。上昇地点は前年の９から１９に倍増し、横ばいは１減の２９地点だった。

　本県の下落率は１２年の８・９％が底。その後、景気回復や低金利下による住宅ニーズ、高知市中心部の商業地需要を背景に２０年に０・５％まで縮小した。２１年はコロナ禍で０・９％となり９年ぶりに下落率が拡大したものの、２２年は０・７％と再び縮小していた。

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