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2023.03.18 15:16

台湾総統選、与野党の動き活発に 中国、世論分断狙い情報戦

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 台北で開催されたシンポジウムであいさつする台湾の頼清徳副総統=16日(中央通信社=共同)

 【台北共同】台湾で来年1月13日実施の総統選に向けた与野党の動きが活発化してきた。与党、民主進歩党(民進党)は2期満了となる蔡英文総統の後継候補として頼清徳副総統を担ぐ。最大野党、国民党は侯友宜・新北市長を軸に調整が進む。台湾民衆党は前台北市長の柯文哲党主席(党首)が出馬する見通しだ。


 総統選は台湾統一を狙い軍事圧力を強める中国との距離感や、日米欧などとの「外交」が主要テーマ。中国の習近平指導部は「一つの中国」を認めない蔡政権との対話を一切拒否。対中融和路線の国民党候補勝利のため、民進党にダメージを与える情報を発信するなど、台湾世論の分断を狙う「認知戦」を展開する。

(c)KYODONEWS

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