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2023.03.18 08:31

高知の春を告げる黄 トサミズキ―ふるさとの花ごよみ(3)

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朝日に照らされて輝くトサミズキ(写真はいずれも高知市円行寺)

朝日に照らされて輝くトサミズキ(写真はいずれも高知市円行寺)

 寒さが緩んできた3月。高知市北部の山のあちこちで、小さな鈴のような黄色い花が揺れている。

 「梅の頃はまだ寒いし、桜の頃にはもう暑い。春の訪れを感じさせる花といえばトサミズキでしょう。何よりも花がかわいい」

 市街地が一望できる同市柴巻の自宅兼事務所で、そう語るのは造園業を営む大崎博通さん(59)。「ほら、あそこにも。山肌で黄色く光っているので、すぐ分かる」。指をさした方向に、黄色い輝きがいくつも見えた。

 古くから国内はもちろん、海外の園芸愛好家にも親しまれてきた落葉低木。日曜市でもよく庭木用に売られており、名前の通り本県の固有種。高知市の「市民の花」でもある。

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