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2023.03.17 17:00

熱海盛り土、内部から放射性物質 福島由来か、大規模土石流の起点

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 記者会見する静岡大の北村晃寿教授=17日午後、静岡市

 静岡県熱海市で2021年7月に発生した大規模土石流を巡り、静岡大の北村晃寿教授(地質学)は17日、土砂崩落の起点となった土地に残った盛り土の内部から放射性セシウムが検出されたと明らかにした。11年3月に起きた東京電力福島第1原発事故で飛散したものとみられるという。


 北村氏は静岡市内で記者会見し、地表から約2メートル下層で放射性セシウムが検出されたと説明。「11年3月以降も盛り土が続いていたことになる」と指摘した。


 11年2月に起点の土地を取得した「ZENホールディングス」元代表取締役麦島善光氏は「盛り土のことは知らず、敷地に木を植えただけだ」と繰り返し主張していた。

(c)KYODONEWS

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