2023.03.14 18:19
国家公務員試験の出題数削減 志願者増へ24年から
人事院は14日、国家公務員採用試験の一部で、出題数を減らすと発表した。大学生らが春に受ける大卒程度試験の1次などが対象。試験準備の負担を減らし、志願者増につなげる狙い。2024年から適用する。
知能や知識を問う1次の基礎能力試験(選択式)を見直し、出題数を40から30にする。30のうち6ある知識問題は、普段からニュースに触れていれば分かる時事問題を中心にする。
さらに総合職の「法律」「経済」「政治・国際・人文」の区分は、2次の専門試験(記述式)を変更。解答する問題数を3から2に減らす。院卒者向けの「行政」区分も同様に見直す。