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2023.03.13 18:05

青函トンネル開業から35年 補修費倍増、2本目構想も

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 青函トンネルで排水ポンプの配管工事をする作業員=2017年12月(JR北海道提供)

 青函トンネルは13日、開業35周年を迎えた。北海道新幹線や貨物列車が走り交通、物流の大動脈となっているが、設備は老朽化し、補修コストが5年前と比べ倍増。地元などでは経済の起爆剤として「第2トンネル」建設構想に期待が集まるが、膨大な予算が必要で具体化には至っていない。


 全長53・85キロで、16年3月には北海道新幹線の新青森―新函館北斗が開業した。観光や物流の活性化をもたらす一方で、塩水が浸入し、湿度が高いといった海底トンネル特有の環境が影響し、内壁のゆがみやレール、架線の傷みが進行。JR北海道によると、年間の維持管理費は直近は40億円前後で、今後も減る見込みはない。

(c)KYODONEWS

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