2023.03.13 10:54
マスク着用緩和後も、3密回避を 政府、手洗いや換気を呼びかけ
大阪・梅田で信号待ちをする人たち。マスク着用ルール緩和の政府の新方針が適用されたが、多くの人がマスクをしていた=13日午前
政府は新型コロナウイルスの新しい「マスク着用」ルール適用後も基本的な感染対策は重要としている。主な感染経路は「飛沫」「接触」「エアロゾル」のため、3密の回避(密閉、密集、密接)、「人と人との距離の確保」、「手洗いなどの手指の消毒」、「換気」の励行を呼びかけている。
マスクは通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗車する時は、引き続き着用を推奨。全員の着席が可能な新幹線や高速バスでは外せるようになった。
医療機関や高齢者施設を訪問する際は着用を推奨。高齢者などの重症化リスクが高い人が、混雑した場所に行く場合も着用が効果的とする。事業者は利用者や従業員に着用を求めることができる。
新型コロナの感染症法上の位置付けが5月8日から季節性インフルエンザと同等の5類に移行するのを前に、マスク着用は3月13日から個人の判断に委ねられた。学校は4月1日から着用を求めない。