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2023.03.12 11:13

中国、習派一色の新政府発足 全人代閉幕、台湾統一に意欲

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 中国全人代の全体会議に臨む習近平国家主席(中央)と李強首相(右)=12日、北京の人民大会堂(共同)

 【北京共同】中国の全国人民代表大会(全人代)は12日、李強首相の指名に基づき副首相4人や国務委員(副首相級)5人、閣僚らを選出した。李強氏と同様に習近平国家主席の腹心が政府(国務院)の要職を占めた。習氏派一色の新政府発足で、3期目の習指導部が本格始動した。習氏は13日、全人代の閉幕式で演説し、台湾統一へ意欲を表明。「外国勢力の干渉と台湾独立の活動に断固反対する」と述べ、米国をけん制した。全人代は同日閉幕した。


 習氏は昨年10月の共産党大会を経て発足した最高指導部に続き、政府の人事も主導し、権力基盤を盤石にした。新政府は新型コロナウイルスで低迷した経済の再建が課題。李強氏は全人代閉幕後、首相就任後初の記者会見に臨む。


 習氏は演説で「中華民族の偉大な復興は不可逆的な歴史のプロセスに入った」と強調し、今世紀半ばまでに「社会主義現代化強国」を全面的に実現すると述べた。「科学技術の自立自強に力を注ぎ、産業の転換と高度化を推進する」と訴えた。

(c)KYODONEWS

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