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2023.03.11 16:16

トルコ被災者、列車に寝泊まり 1000人「早く仮設住宅を」

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 一時避難所となっている列車の車両で寝泊まりするケジバン・ユルケルさん(中央)と家族=10日、トルコ南部イスケンデルン(共同)

 トルコ・シリア大地震で被災したトルコ南部イスケンデルンで、列車の車両が一時避難所となっている。駅職員によると、発生から1カ月以上が過ぎた今も約千人が寝泊まりする。身を寄せる被災者は「早く仮設住宅に移りたい」と訴えた。


 2月6日の地震で自宅アパートが全壊した女性メルテムさん(40)は16歳と12歳の子どもと避難してきた。テント生活も試した。強風や雨漏りを考えると列車の方が安心と話すが「ここに一生いられるわけではない」と疲れをにじませた。


 地震翌日から車両で過ごす女性ハティジェ・チャワシュさん(70)は、座席が狭く「ひざを曲げて寝るのがつらい」と語る。(イスケンデルン共同)

(c)KYODONEWS

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