2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.03.08 18:58

旭化成、1千億円赤字に 米子会社の電池材料不振

SHARE

 旭化成のロゴマーク

 旭化成は8日、2023年3月期連結純損益の見通しを700億円の黒字から1050億円の赤字に下方修正した。米子会社ポリポア・インターナショナルの電池材料が不振で、ブランド価値である「のれん」の減損損失を計上。旭化成の通期純損益の赤字は20年ぶりで、過去最大の赤字幅となる。


 ポリポアはリチウムイオン電池材料の「乾式セパレータ」を手がける。旭化成は2015年に買収したが、見込みより需要が低迷した。一方、滋賀、宮崎両県で生産する「湿式セパレータ」は好調に推移。電気自動車(EV)用の湿式セパレータ需要は急拡大する見通しで、両事業の位置付けの見直しに伴い減損処理が必要だと判断した。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N経済

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月