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2023.03.06 19:51

トルコ急ぐ生活支援、現金給付も 大地震1カ月、シリアは支援遅れ

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 トルコ・シリア大地震の発生から1カ月となった6日、甚大な被害が出たトルコ南部カフラマンマラシュの自宅跡から見つかったイスラム教の聖典コーランにキスをする男性(共同)

 【カフラマンマラシュ(トルコ南部)共同】トルコ・シリア大地震は6日で発生から1カ月が過ぎた。トルコ政府は現金支給などの生活支援策を急ぎ、エルドアン大統領は被災者に「寄り添う」と強調する。国民が長引くインフレに疲弊する中、支援が十分に行き届くかどうか先行きは不透明だ。


 両国の犠牲者は5万2千人を超えた。隣国シリアでは内戦の影響で国際支援の遅れが目立つ。窮状は深まる一方で、被災者向けのテントが届いていない人々もいる。


 トルコ政府は被災家族に1万トルコリラ(約7万2千円)の現金支給を決め、これまで106万世帯に給付。被災地から転居した家族には1万5千リラを支援する。

(c)KYODONEWS

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