2023.03.05 15:58
水木しげるさん生誕101年祝う 故郷の境港、妻へ大きなケーキ
水木しげるさんの生誕101年を祝うバースデーケーキを前に、撮影に応じる妻の武良布枝さん(中央)=5日午前、鳥取県境港市
漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、故水木しげるさんが8日で生誕101年を迎えるのを前に、故郷の鳥取県境港市が5日、お祝い行事を開いた。作品に登場する妖怪に仮装した県内外のファンら約300人がパレード。水木さんの妻で東京都調布市から駆け付けた武良布枝さん(91)と娘2人に、大きなバースデーケーキが贈られた。
会場の「水木しげるロード」に詰めかけたファンらは、ねこ娘や悪魔くんなどに扮していた。着ぐるみの鬼太郎らも見守る中、布枝さんが「ハッピーバースデー」の演奏に合わせて入刀すると、拍手が湧き起こった。
布枝さんは「妖怪晴れの下、感無量。水木も上機嫌で喜んでいると思う」と述べた。