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2023.03.04 16:47

歌と踊りで「ありがとう」 被災者ら、12年間の震災支援に

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 宮城県東松島市で上演された東日本大震災の被災者らによるミュージカル=4日

 東日本大震災の被災者らによる「心の復興13回忌ミュージカル 100通りのありがとう」が4日、宮城県東松島市で上演された。10代未満から80代までの85人ほどの男女が、12年間の震災支援への感謝や、犠牲となった人々への鎮魂、風化させないというメッセージを歌や踊りで表現した。


 「サンキュー、メルシー、ダンケ」。世界各国の感謝を意味する言葉を交えた歌が、約400人でほぼ満員となったホールに響いた。家族を亡くしたり、避難所で被災者らへの対応に奔走したりしたほか、消防団として遺体を収容したという震災の経験を交えた内容で、客席からはすすり泣きが漏れた。

(c)KYODONEWS

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