2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.03.03 16:02

トランプ氏の免責特権を否定 議会襲撃巡る訴訟で、打撃も

SHARE

 トランプ前米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】2021年の米議会襲撃で支持者らの暴力をあおったとして負傷した警官らがトランプ前大統領に損害賠償を求めた訴訟で、司法省は2日、トランプ氏に大統領の免責特権は適用されないとの意見書を提出した。米メディアが伝えた。裁判所が訴訟継続を認めれば弁護士費用もかさみ、24年大統領選に出馬表明したトランプ氏に打撃となる。


 トランプ氏は4日、ワシントン近郊で開催中の保守政治行動会議(CPAC)の大会で演説し支持拡大を図る。大会にはこれまで大統領選に意欲を示す共和党有力者がこぞって参加してきたが、今年はデサンティス・フロリダ州知事やペンス前副大統領らが参加を見送っている。同大会の影響力低下が指摘され、トランプ氏の基盤固めにつながるかどうかは不透明だ。


 訴訟で問題となったのは、トランプ氏が議会襲撃直前に開かれた集会の演説で支持者らに「死ぬ気で戦え」などと呼びかけた発言。トランプ氏側は、集会での演説は公務の一環であり、大統領に幅広く適用される免責の対象になるとして、却下するよう求めていた。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N国際

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月