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2023.03.03 09:26

東京の物価、3・3%上昇 13カ月ぶりに伸び率縮小

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 東京都心

 総務省が3日発表した2月の東京都区部の生鮮食品を除く消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は前年同月比3・3%上昇の103・7となり、13カ月ぶりに伸びが縮小した。2月から政府による電気・都市ガス料金抑制策の効果が反映され、前月の4・3%から下がった。


 東京都区部の指数は全国の先行指標とされる。今後発表される全国指数の伸び率も縮小する可能性が高い。ただ食料品の値上げが続いており、家計の負担感が緩和されるかどうかは予断を許さない。


 エネルギーは5・3%上昇で、前月の26・0%から大幅に縮小した。このうち電気代は1・7%低下した。都市ガス代は前月の39・7%から上昇率を縮小したものの、20・4%と引き続き高水準だった。


 一方、生鮮食品を除く食料の上昇率は前年同月比7・8%となり、伸びは前月の7・4%から拡大した。内訳は、乳卵類が11・2%、外食が7・8%、飲料が7・8%、油脂・調味料が11・3%それぞれ上がり、値上げの影響が鮮明だった。

(c)KYODONEWS

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